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[6p-A202-2] 反強磁性体・フェリ磁性体酸化物における光パルスを用いたテラヘルツ・マグノン励起
キーワード:マグノン、ポンプ・プローブ法、反強磁性体・フェリ磁性体
反強磁性体は磁気副格子間に働く交換相互作用のために反強磁性共鳴周波数が数THzに達する。またフェリ磁性体も磁気副格子間の交換共鳴モードの周波数は数100 GHzになることが知られている。我々は、時間分解磁気光学ポンプ・プローブ法を用いて、逆ファラデー効果、逆コットン・ムートン効果の作用によって反強磁性体NiO, CoO, YMnO3やフェリ磁性体希土類鉄ガーネット中にテラヘルツ・マグノンを誘起しダイナミクスを調べた。