2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 酸化物のテラヘルツ光物性とデバイス応用への展望

[6p-A202-1~7] 酸化物のテラヘルツ光物性とデバイス応用への展望

2017年9月6日(水) 13:30 〜 17:30 A202 (202)

小塚 裕介(東大)、中村 優男 (理研)

17:00 〜 17:30

[6p-A202-7] 高温超伝導テラヘルツ発振デバイスの実用化と将来展望

門脇 和男1、Asem Elarabi6、Zhong Junlan1、田中 大河1、湯浅 拓実1、小守 優貴1、太田 隆晟1、桑野 元気1、田邊 祐希1、中村 健人1、大野 雪乃1、金子 陽太1、辻本 学2、柏木 隆成1、南 英俊1、山本 卓3、Delfanazari Kaveh4、Klemm Richard5 (1.筑波大数理物質、2.Argonne Nat. Lab.、3.Delft工科大、4.ケンブリッジ大、5.フロリダ中央大、6.京都大工)

キーワード:高温超伝導体、THz発振デバイス、THz波応用

Bi2212単結晶のメサ構造からTHz電磁波放射が観測されるが、この現象は高温超伝導Cooper pairが非線形な直流ジョセフソン効果で交流ジョセフソン効果を励起し、その振動現象が電磁波として放射される現象として理解される。コヒーレントなTHz波放射が我々により初めて観測されてから今年で10年になる。この記念すべき時、シンポジウムが開催され、基礎から応用に至る幅広い問題を議論することは大変意義深い。