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[6p-A204-4] TiOxを用いたSi太陽電池用carrier selective contactに関する検討
キーワード:太陽電池、シリコン、酸化チタン
太陽電池の変換効率の向上には、キャリア再結合の抑制の他に、光吸収層から電子または正孔のいずれかのキャリアを選択的に外部に取り出すcarrier selective contactの材料制御が重要である。ドーピングフリーで光学的に透明なコンタクトとして、MoOxやWOxなどの仕事関数の高い材料がシリコンの正孔コンタクトとして働くことが知られているが、電子コンタクトについては報告が少ない。最近、電子コンタクトに適した材料として、導電性と比較的低い仕事関数を併せ持つ酸化チタン(TiOx)が注目されている。本研究ではTiOxのキャリア選択性について調査し、その支配因子について考察を行った。