16:15 〜 16:30
[6p-A401-10] シリコン切粉を用いたリチウムイオン電池負極の容量制限とインピーダンスの変化
キーワード:シリコン、切粉、リチウムイオン電池
リチウムイオン電池のシリコン切粉負極のサイクル特性を評価した。フル充電後に1500 mAh/gで放電容量制限した場合は、最もサイクル特性がよく、電荷移動抵抗が6.4~3.3 Ωと小さく、リチウムの挿入・脱離に伴うシリコンの剥離が抑制されていることが分かった。一方、フル放電後に1500 mAh/gで充電容量制限した場合は、サイクル特性は劣化し、電荷移動抵抗が13.3~10.1 Ωと大きく、シリコンの剥離が特性劣化の原因であることが分かった。