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△ [6p-A402-7] 補償光学素子を用いた光音響顕微鏡の高空間分解能化
キーワード:光音響イメージング、補償光学
近年,深部での高空間分解能・高コントラストな生体可視化技術として,光音響顕微鏡に注目が集まっている.通常,対物レンズを用いて深部を観察しようとすると,試料の屈折率の違いや形状などが原因で波面収差が発生し,光ビームが一点に集まらないため,得られる画像にボケや歪みが生じる問題がある.この問題を解決するために,本研究では,光学顕微鏡の分野で用いられている補償光学素子(AO素子)を用いた光音響顕微鏡の空間分解能向上に関する検証を行った.