2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[6p-A402-1~11] 3.4 生体・医用光学

2017年9月6日(水) 13:15 〜 16:15 A402 (402+403)

松浦 祐司(東北大)、山中 真仁(名大)

15:30 〜 15:45

[6p-A402-9] 光音響法を用いた不顕性う蝕イメージングシステムの構築

〇(M2)小山 卓耶1、柿野 聡子2、松浦 祐司1 (1.東北大医工、2.東京医科歯科大)

キーワード:光音響イメージング、不顕性う蝕、中空光ファイバ

可視光を用いた光音響イメージングにより,歯牙内部の病変である不顕性う蝕の検出を試みた.不顕性う蝕を模擬した歯牙の咬合面にレーザを照射し,発生した音響波を観察すると,模擬う蝕部位において健常部位には現れない高周波成分を含む波形が得られ,音響波の周波数解析によりう蝕検出が行えることが示された.また,臨床応用に向け,中空光ファイバを用いたイメージングシステムを構築し,不顕性う蝕のイメージングに成功した.