2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[6p-A501-1~21] 12.5 有機太陽電池

2017年9月6日(水) 13:30 〜 19:30 A501 (501)

曽我 哲夫(名工大)、豊田 太郎(電通大)、池上 和志(桐蔭横浜大)、米谷 真人(東大)

16:00 〜 16:15

[6p-A501-10] FAPbBr3ペロブスカイトナノ粒子の単一ドット分光:発光明滅と単一光子放出

鎗田 直樹1、田原 弘量1、猿山 雅亮1、川脇 徳久1、佐藤 良太1、寺西 利治1、金光 義彦1 (1.京大化研)

キーワード:ペロブスカイト、ナノ粒子、量子ドット

有機-無機ハイブリッドペロブスカイトCH(NH2)2PbX3 (FAPbX3, X = Cl, Br, I) ナノ粒子は、ハロゲン置換によって可視光全域の発光波長を得ることができる。しかし、このFAPbX3ナノ粒子の発光過程の詳細は明らかになっていない。本研究では、単一ドット顕微分光を用いて、単一FAPbBr3ナノ粒子のPLスペクトル、PL強度の時間変化、および緩和寿命の測定を行い、2次の光子相関を計測することにより、単一FAPbBr3ナノ粒子から単一光子が効率的に放出されることを確認した。