2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[6p-C11-1~14] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年9月6日(水) 13:45 〜 17:45 C11 (事務室1)

野々口 斐之(奈良先端大)、甲斐 洋行(東北大)、福島 達也(神戸大)

14:30 〜 14:45

[6p-C11-4] 皮膚の微細な変形を測定可能な導電性高分子からなる超薄膜ひずみセンサの開発

〇(M2)鉄 祐磨1、山岸 健人1、加藤 陽2、小林 洋3,4、菅野 重樹2、武岡 真司1、藤枝 俊宣4,5 (1.早大院先進理工、2.早大院創造理工、3.早大ロボ研機構、4.JSTさきがけ、5.早大高等研)

キーワード:ひずみセンサ、高分子薄膜、導電性高分子

エラストマー高分子からなるナノシート表面に導電性高分子PEDOT:PSSをインクジェット印刷することで、ナノシート型ひずみセンサ(膜厚<1μm)を作製した。センサのゲージ率は0.73であり、0-2%の繰り返しのひずみに対して応答した。また、ヒト前腕部に貼付して手首を屈伸させた時、皮膚の微小変形に応答して抵抗値を変化させることが示され、人体動作や表情変化に伴う皮膚の微小な変形を計測可能なひずみセンサとして応用が期待される。