2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[6p-C17-1~15] 21.1 合同セッションK 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

2017年9月6日(水) 13:45 〜 17:45 C17 (研修室2)

牧野 久雄(高知工科大)

13:45 〜 14:00

[6p-C17-1] 透明アモルファス酸化物半導体Cd-Ga-Sn-O薄膜の電気特性制御

柳 博1、小山石 ユウスケ1 (1.山梨大学)

キーワード:TAOS、高移動度

アモルファス酸化物半導体(AOS)で10 cm2V–1s–1以上の高い移動度を得るためには1018 cm–3程度以上と比較的高いキャリア濃度が必要である。これに対し本研究では、Cd-Ga-Sn-O系からなる透明アモルファス酸化物半導体において製膜中の水蒸気分圧を制御することによって、キャリア濃度が1.9×1017 cm–3で移動度57 cm2V–1s–1、5.3×1016 cm–3で36 cm2V–1s–1を実現したのでこれらの結果について報告する。