[6p-C23-1~16] 6.4 薄膜新材料

△ [6p-C23-5] 層状La-Ni-O系薄膜の一軸加圧熱処理による構造および特性変化

〇難波 諒太郎¹、伊藤 翔陽¹、土嶺 信男²、金子 智^3,1、松田 晃史¹、吉本 護¹ (1.東工大物質理工、2.(株)豊島製作所、3.神奈川県産総研)

キーワード：酸化ニッケルランタン薄膜、一軸加圧下熱処理、構造および特性変化

層状ペロブスカイト型遷移金属酸化物である酸化ニッケルランタン (La_n+1Ni_nO_3n+1)は，Ruddlesden Popper構造をとりユニットセル内の八面体層の数によって構造と物性が変化する．La-Ni-O系薄膜はNiイオンの価数，結晶相および結晶性制御により電子構造の変調や新規電子機能の発現を期待できる．本研究では，Niイオンの化学状態と結晶相，結晶性制御による導電性の制御を目的とし，La₃Ni₂O_7−δ薄膜の一軸加圧下熱処理が結晶相と導電性に及ぼす影響を検討した.