[6p-PA4-1~9] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[6p-PA4-4] Pound-Drever-Hall 法を用いた光ファイバの長さ変化測定

〇上原 知幸¹、辻 健一郎¹ (1.防衛大)

キーワード：光共振器、光ファイバ、Pound-Drever-Hall法

我々はこれまでに光ファイバ無線における光ファイバ長の能動的な制御を目的として、光ファイバの光路長の変化を光ビート法により測定してきた。しかし、本測定法は、光ビート信号の測定時に位相のサイクルスリップが発生することがあり、正確な光路長の変化を測定することができなかった。本研究では、Pound-Drever-Hall 法を用いてレーザの周波数をファイバリング共振器の共振周波数に安定化し、レーザと共振器の間に挿入された光ファイバの長さ変化量を誤差信号から見積もる方法を提案する。