2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[6p-PB1-1~8] 9.1 誘電材料・誘電体

2017年9月6日(水) 13:30 〜 15:30 PB1 (国際センター2F)

13:30 〜 15:30

[6p-PB1-2] SPS法による(K, Na)NbO3-(Bi, Na)MO3(M=Ti, Zr)系強誘電体の
強誘電特性、平均・局所・電子構造の組成依存

〇(M2)椎熊 寛生1、石田 直哉1、北村 尚斗1、井手本 康1 (1.東理大理工)

キーワード:結晶構造

チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)は、その優れた電気特性から様々な電子デバイスに用いられている。しかし環境負荷低減の観点から、非鉛代替材料の開発が求められている。その中でもニオブ酸カリウムナトリウム(KNN)は良好な圧電特性から有力な候補として考えられているが、アルカリ金属の揮発、難焼結性、PZTに匹敵する特性に至っていないなど問題点が挙げられる。本研究ではKNNに(Bi0.5Na0.5)TiO3(BNT)、(Bi0.5Na0.5)ZrO3(BNZ)を固溶し、SPS法により焼結体を作製した。さらに放射光X線回折データを用いた結晶・電子構造解析を行うことで置換種、置換量による物性、強誘電特性の変化と結晶・電子構造の組成依存を明らかにすることを目的とした。