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[6p-PB1-7] Rbを用いたペロブスカイト型誘電セラミックスの作製
キーワード:強誘電体、ナノドメイン、キャパシタ
現在、積層セラミックコンデンサーには比誘電率が電場に依存するという問題がある。比誘電率が電場に依存せず、かつ高い比誘電率を有する新材料を開発するため、ナノドメインに着目し、BST-BMT-BNTセラミックスを作製した結果、更なる比誘電率(> 2,000)の向上が必要であった。そこで、より大きなサイズのRbイオン(1.72Å)をAサイトに導入することで、Biイオンのシフト量を増加させることができると考え、BST-BMT-BNRTセラミックスの作製を試みた。