2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[6p-PB4-1~12] 12.2 評価・基礎物性

2017年9月6日(水) 16:00 〜 18:00 PB4 (国際センター2F)

16:00 〜 18:00

[6p-PB4-1] C8-BTBT 結晶膜を用いた有機トランジスタの圧力下特性

村上 和裕1、武川 毅1、岡田 悠悟2,1、山内 博1、酒井 正俊1、工藤 一浩1 (1.千葉大融合理工、2.千葉大学先進科学センター)

キーワード:圧力効果、電界効果トランジスタ

有機半導体は弱い結合力で結ばれており、外部圧力に対する大きな分子間距離の変化が期待できる。そのため、有機トランジスタに圧力を印加し、有機半導体の結晶構造を変調させ、有機物の伝導性と構造の相関を調査する手法が近年研究されている。本研究では、C8-BTBT結晶膜を用いた有機トランジスタを作製し、圧力下でのトランジスタ特性を測定することで、アルキル鎖およびS原子というC8-BTBT特有の構造が伝導特性に与える影響を研究した。