2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[6p-PB6-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月6日(水) 16:00 〜 18:00 PB6 (国際センター2F)

16:00 〜 18:00

[6p-PB6-3] インフルエンザバイオセンサー開発のための糖鎖分子の比較

河原 敏男1、平松 宏明1、大海 雄介1、鈴木 康夫1、林 京子1、中北 愼一2、渡邊 洋平3、大野 恭秀4、前橋 兼三5、小野 尭生6、金井 康6、松本 和彦6 (1.中部大学、2.香川大、3.京都府医大、4.徳島大、5.東京農工大、6.阪大産研)

キーワード:バイオセンサ、糖鎖、インフルエンザウイルス

インフルエンザウイルスがヒト・鳥のどちらに感染するかは、ウイルスタンパク質ヘマグルチニン(HA)の結合相手である宿主細胞表面の糖鎖におけるシアル酸(Sia)の結合位置の差(ヒト型受容体:Siaα2-6Galactose、鳥型受容体:Siaα2-3Galactose)に依存している。さらに、糖鎖の違いにより生体中の反応自体が影響を受けるため、複数の糖鎖での反応性評価を行い、検出分子系として適当な糖鎖分子の探索を行っている。今回は、Sialylglycopeptide (SGP)と高分子であるシアロ糖鎖ポリマーを比較した結果について述べる。