2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[6p-PB6-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月6日(水) 16:00 〜 18:00 PB6 (国際センター2F)

16:00 〜 18:00

[6p-PB6-5] タンパク質溶液中でのレーザー遠隔操作による培養細胞3D組織化

〇(M1)山崎 健広1、辻 翔都1、貞包 浩一郎1、剣持 貴弘1、吉川 研一1 (1.同志社大)

キーワード:細胞、レーザーピンセット、高分子混雑効果

本研究では,混雑効果のための高分子として、生体由来のたんぱく質であるAlbuminを用い安定な3Dの細胞組織体の構築を試みた.Albumin存在下で任意の細胞を非侵襲レーザーでトラップし培養細胞を配列させた.レーザーの波長は1064nm,近赤外線レーザーを使用した.その後,レーザーによる遠隔操作で細胞集団を生理食塩水側に搬送させた.さらに,ツインレーザーを用いて細胞配列後の細胞集団の接着安定性の計測を行ったので併せて報告する.