[6p-PB6-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

[6p-PB6-8] 引張刺激応答を指標とする新たな病態評価手法の提案

〇大社 奈摘¹、檀野 圭右¹、中村 直彦²、井口 公太²、池川 雅哉¹、剣持 貴弘¹、吉川 研一¹ (1.同志社大学、2.京都大学)

キーワード：病理診断、癌、組織切片

組織切片に張力を印加し，ひび割れパターンを形成させ，画像解析することで，病態の差異を定量的に評価できる実験手法を確立することを目的としている．これまでに，正常な肝臓組織と癌化した組織の識別可能になることを見出している．今回は改良した引張装置により組織の経時的観察を可能とすることで，より高精度の解析を試みた．この新たな引張装置を用いた病理診断や医療分野あるいは食品分野への応用展望を論じる．