2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[6p-PB6-1~18] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月6日(水) 16:00 〜 18:00 PB6 (国際センター2F)

16:00 〜 18:00

[6p-PB6-9] 低温原子層堆積によるフォトニック結晶ナノレーザセンサの安定化

坂田 晟大1、渡邊 敬介1、羽中田 祥司1、馬場 俊彦1 (1.横国大院工)

キーワード:フォトニック結晶、原子層堆積、界面準位密度

我々はフォトニック結晶 (PC) ナノレーザを利用した超高感度バイオセンサを実証してきた.PCナノレーザを保護するために,原子層堆積法 (ALD) により,ナノレーザ表面にZrO2を被膜している.しかし,ZrO2​被膜によるナノレーザの発振強度の低下が問題となっていた.これはナノレーザとZrO2​間の界面準位密度が大きいためと考えられる.本研究ではZrO2​の堆積温度を降下させることで,界面準位密度を減らし,PCナノレーザの安定化を試みた.