[7a-A412-1~7] 6.2 カーボン系薄膜

△ [7a-A412-5] 不連続(111)面を利用した超伝導ボロンドープ単結晶ダイヤモンドジョセフソン接合

〇(B)天野 勝太郎¹、蔭浦 泰資¹、日出幸 昌邦¹、露崎 活人¹、大里 啓孝²、津谷 大樹²、笹間 陽介²、山口 尚秀²、高野 義彦²、立木 実²、大井 修一²、平田 和人²、有沢 俊一²、川原田 洋^1,3 (1.早大理工、2.物質・材料研究機構、3.材研)

キーワード：ダイヤモンド、超伝導、ジョセフソン

高濃度ボロンドープダイヤモンドは超伝導材料として用いられているNb系に匹敵する超伝導転移温度T_​Cを有し、かつ堅牢性も備えている。我々は先行研究によりステップエッジ構造ジョセフソン接合を作製し、SQUIDの動作実証に成功したが、(001)面(T_​​C=4K)を含むため、動作温度が4K以下となる。本研究では (111)面(T_C=10K)のみを利用したジョセフソン接合の作製手法の検討及び評価を行い、不連続面を生かした接合では6.5Kでの超伝導転移を観測した。