2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[7a-A501-1~11] 12.5 有機太陽電池

2017年9月7日(木) 09:00 〜 12:00 A501 (501)

久保 貴哉(東大)、伊藤 省吾(兵庫県立大)

09:45 〜 10:00

[7a-A501-4] ニオブドープアモルファス酸化チタンをブロッキング層に用いた低温作製高効率ペロブスカイト太陽電池

沼田 陽平1、古郷 敦史1、實平 義隆1、宮坂 力1 (1.桐蔭横浜大院工)

キーワード:ペロブスカイト太陽電池

Perovskite 構造を有するハロゲン化鉛を光活性層として用いたペロブスカイト太陽電池(PSC)は作製手法が簡便で、20%を越える高い光電変換効率を示すことから、世界中で研究が行われている。
我々は製造コストの低減やフレキシブル化を可能とする、PSCの低温作製プロセスの開発を行ってきた。我々はNbドープTiOxブロッキング層とブルッカイト型TiO2ナノ粒子を電子輸送層に用いることで、低温作製PSCにおいて18%を越える変換効率を達成した。 今回、さらにNbの添加量について詳細に検討したのでこれを報告する。