2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[7a-A502-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月7日(木) 09:00 〜 12:15 A502 (502)

山本 英明(東北大)、加治佐 平(PROVIGATE)

11:00 〜 11:15

[7a-A502-8] 官能基修飾によるカーボンナノチューブ電気化学センサの電子交換速度の向上

西村 圭太1、岸本 茂1、大野 雄高1,2 (1.名大工、2.名大未来研)

キーワード:カーボンナノチューブ、電気化学センサ、官能基修飾

単層カーボンナノチューブ(CNT)は、広い電位窓と高い電子交換速度をもつことに加え、機械的柔軟性や透明性をもち、ウェアラブルセンサ用の電極材料として期待できる。カーボン材料においては表面に官能基修飾を施すことにより電子交換速度が大きくなることが報告されているが、単層CNTについてはその効果は明らかにされていない。本研究では単層CNT電極に電気化学的に官能基修飾を行い、電子交換速度の変化を調べた。