2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[7a-A503-1~12] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2017年9月7日(木) 09:00 〜 12:15 A503 (503)

熊谷 慎也(豊田工大)、手老 龍吾(豊橋技科大)

11:00 〜 11:15

[7a-A503-8] 走査型アトムプローブによるベンゼン環を持つアミノ酸の解析

西川 治1、谷口 昌宏2 (1.金沢工大産学連携、2.金沢工大応化)

キーワード:アミノ酸、ベンゼン環、走査型アトムプローブ

これまでグリシン、メチオニン、ロイシンなどのアミノ酸やペプタイドなどを走査型アトムプローブ(SAP)により原子レベルで分析し、SAPによる分析が極めて定性的であると共に定量的であることを示してきた。しかしこれらの分子はベンゼン環を含まないので、ベンゼン環を含むTryptophan, Tyrosine, Phenylalanine の分析を試みた。予想に反してベンゼン環やピロールのフラグメントは検出されていなく、質量数が29のHCNH2イオンの検出数が異常に大きい。得られた分析結果を考察する。