[7a-C16-1~12] 17.2 グラフェン

[7a-C16-5] キャリア密度変調を用いたグラフェンプラズモンの反射

〇高村 真琴¹、熊田 倫雄¹、Shengnan Wang¹、熊倉 一英¹ (1.NTT物性基礎研)

キーワード：プラズモン、グラフェン、SNOM

グラフェンは、キャリア密度によりプラズモン特性を制御できるため、プラズモニクスに有用な材料としても注目されている。我々はこれまでに、基板表面を有機分子の自己組織化単分子膜(SAM膜)で修飾することでグラフェンのキャリア密度を変調し、これによりプラズモン波長が変調されることを報告した。本報告では、SAM膜を部分的に形成することでキャリア密度を空間的に変調し、その界面でプラズモンの反射が観測されたことを議論する。