[7a-C17-1~12] 21.1 合同セッションＫ 「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」

[7a-C17-12] 可視・電波透過性を持つプラズモニック遮熱技術に向けて：酸化物半導体ナノ粒子間の電子伝導とマイクロ波分光

〇松井 裕章¹、田畑 仁¹ (1.東京大工)

キーワード：酸化物半導体、表面プラズモン、電子輸送

可視・電波透過性を持つ反射遮熱技術は、快適な生活環境から省エネルギー社会の実現に向けて重要な課題である。特に、ナノ粒子間の局所的な間隙は、表面プラズモンによる強い電場増強場と機能化され、更に、ナノ粒子間の電子輸送特性にも影響を与え、マイクロ波帯域に電波性能を決定する。本研究では、酸化物半導体ナノ粒子間の局所空間における光学的・電子的制御が熱線遮断技術の高機能化に重要な役割を果たすことを実証する。