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[7a-PA4-2] 非同期光サンプリング法を用いたInAsP/InGaAsP量子井戸におけるキャリア緩和時間測定
キーワード:周波数コム、ファイバーレーザー、非同期光サンプリング法
繰り返し周波数がわずかに異なる2台のレーザーを用いたポンプ・プローブ法(非同期光サンプリング法)ではディレイステージが不要であり、1/(レーザーの繰り返し周波数)まで時間分解測定が可能である。今回、2台のファイバーレーザーをポンプ・プローブ光とする非同期光サンプリング計測系を構築し、InAsP/InGaAsP量子井戸におけるキャリア緩和時間を測定した。過渡反射率変化から、キャリア緩和時間は2.3 nsと見積もられた。