2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[7a-PB2-1~24] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2017年9月7日(木) 09:30 〜 11:30 PB2 (国際センター2F)

09:30 〜 11:30

[7a-PB2-20] π共役系オリゴマーを用いたマイクロキャビティ構造をもつ有機EL素子

土器屋 翔平1、水野 英之1、香月 浩之1、山下 兼一2、佐々木 史雄3、柳 久雄1 (1.奈良先端大物質、2.京工繊大電気電子工学系、3.産総研電子光技術)

キーワード:マイクロキャビティ、有機EL素子、π共役系オリゴマー

本研究では,強発光性と高キャリア移動度を兼ね備えたπ共役系オリゴマーの中でも面発光性の強いシアノ基で置換した材料を活性層とし,それを金陽極とITOをコートした分布ブラッグ反射型(DBR)ミラーで挟み込んだマイクロキャビティ構造をもつ有機EL素子を作製した.共振器モードに対応する波長で狭帯化したELスペクトルが確認され,共振器長変化させた結果,ピーク位置が長波長側にシフトしたスペクトルの分散特性が得られた.