[7a-S45-1~8] 3.7 レーザープロセシング

[7a-S45-7] 貴金属合金ナノ粒子の固溶度に対する元素添加効果

〇山崎 佑起¹、佐藤 俊一¹ (1.東北大多元研)

キーワード：フェムト秒レーザー、ナノ粒子作製、非平衡プロセス

フェムト秒パルスレーザーを強く集光することにより，10¹⁴ W/cm² にも及ぶ非常に強い光の場が形成される．我々の研究グループでは，この光の場を水中で形成することで生じる遊離電子や水素ラジカルの還元力を利用して，金や白金，およびその全率固溶合金といった貴金属ナノ粒子の作製に成功している．今回は，全率固溶の実現していないAu-Rh系へのPdおよびPt添加による固溶度改善に関して検討を行った．