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[7p-A202-11] 導電性AFMを用いた局所圧力印加によるV2O3薄膜の絶縁体化
キーワード:V2O3、導電性AFM、圧力誘起相転移
c軸配向V2O3薄膜に導電性原子間力顕微鏡で局所圧力を加えて、その抵抗率を変調させることを試みた。超高真空下で室温にてV2O3膜に導電性探針を当て、応力を変化させながら電気特性を測定した。0.29 GPaの圧力印加でI-V特性はオーミックから非線形に変化した。規格化抵抗値は0.29 – 0.40 GPaの範囲で圧力に対して急激に増加し、V2O3のc軸の圧縮による金属–絶縁体相転移の進行が示唆された。