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[7p-A202-3] 走査型SQUID顕微鏡を用いたTb2Ir2O7薄膜のall-in-all-out反強磁性ドメインの可視化
キーワード:イリジウム、スピン軌道相互作用、トポロジカル
パイロクロア型Ir酸化物(Ln2Ir2O7, Ln:希土類元素)は比較的強い電子相関とスピン軌道相互作用が共存するため、トポロジカルな電子状態を利用した新たな電子材料として研究されている。本研究では、Tb2Ir2O7薄膜の磁気ドメインを磁場中(~0.1T)冷却後に走査型SQUID顕微鏡を用いて観察することにより、安定化するドメインについて調べた。結果として、120KのIrの磁気転移点以上から磁場中冷却することで磁気ドメインを選択的に安定化できることを示した。