2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[7p-A414-1~17] 13.9 光物性・発光デバイス

2017年9月7日(木) 13:15 〜 17:45 A414 (414)

深田 晴己(金沢工大)、七井 靖(青学大)

15:45 〜 16:00

[7p-A414-10] WASSR法によるナノ蛍光体の合成

戸田 健司1,2、長谷川 拓哉1、金 善旭1、上松 和義1、佐藤 峰夫1、工藤 嘉昭2 (1.新潟大学、2.N-ルミネセンス)

キーワード:蛍光体、ソフト化学、固相反応

WASSR(Water-assisted Solid State Reaction)法と呼ばれる新規低温合成法を開発した。この合成法では、酸化物や水酸化物、炭酸塩等の混合物に少量の水を添加して混合する、もしくは上記混合物を主として低温の水蒸気雰囲気中で保持するだけで、ナノオーダーのセラミックスを合成することが可能である。
様々な原料の組み合わせで合成を試みた結果、リン酸塩、バナジン酸塩、モリブデン酸塩、タングステン酸塩、チタン酸塩、ケイ酸塩等の多種の蛍光体材料の合成に成功した。