3:30 PM - 3:45 PM
[7p-C11-8] Molecular Phase Separation for Local Doping in 2D Materials
Keywords:MoS2, Molecular doping, Phase separation
キャリアの注入位置の制御は、半導体材料において接合界面の形成に関わる重要な課題である。二硫化モリブデン(MoS2) は、バンドギャップを有する層状物質であり、分子性ドーパントによるキャリア注入が報告されている。しかし、既報の例では局所的な配置を行うことは容易ではない。我々は、分子が示す自己パターン形成を利用することで、分子性ドーパントを局所的に配置し、接合界面を自発的に生成できると期待している。本研究ではMoS2に対するドナー分子であるBenzyl Viologen分子のパターン形成過程について検討を行ったので報告をする。