16:30 〜 17:00
[7p-C16-10] [17. ナノカーボン 分科内招待講演] エピタキシャルグラフェンの構造制御と今後の展望
キーワード:熱分解、炭化珪素、ステップバンチング
究極の原子層グラフェンが示す特異な電子構造を、次世代のエレクトロニクス応用に繋げて行くためには、新たな構造制御による機能創出が期待される。我々は、SiC表面熱分解によるエピタキシャルグラフェンについて、主に透過型電子顕微鏡観察をもとに成長機構、基板SiCとの界面構造、さらに表面ステップ周期構造によるナノグラフェン化の制御機能について明らかにしてきた。会場では、以上の紹介と今後の展望を述べたい。