17:45 〜 18:00
[7p-C23-16] EDTA金属錯体を出発原料にしたイットリア安定化ジルコニア膜の合成
キーワード:固体酸化物形燃料電池、イットリア安定化ジルコニア
イットリア安定化ジルコニア(YSZ)は高いイオン導電性から、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の電解質として注目されている。電解質膜はイオン導電性のために組成設計と水素リークを防ぐために緻密膜が求められる。物理気相析出(PVD)法では組成設計に難があり、スクリーン印刷法では膜厚によりイオン導電性が損なわれる。そこで、蒸気圧が低いエチレンジアミン四酢酸(EDTA)を原料として、塗布法と大気焼成を用いた方法でYSZ薄膜合成を試みた。