2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[7p-C24-1~20] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2017年9月7日(木) 13:45 〜 19:00 C24 (C24)

梶原 浩一(首都大)、篠崎 健二(産総研)

15:15 〜 15:30

[7p-C24-7] フツホウ酸ガラス中のFの局所構造とAlおよびMgが及ぼすガラス構造への効果

篠崎 健二1、助永 壮平2、柴田 浩幸2、赤井 智子1 (1.産総研、2.東北大)

キーワード:ガラス、NMR、XAFS

近年、ShinozakiらはEu3+を添加したBaF2–Al2O3–B2O3ガラスやMgF2–BaO–B2O3ガラスが90%を超える高い発光量子効率の赤色発光を示すことを報告しており、フツホウ酸ガラスが蛍光ガラスとして高い可能性を持つことを提案した。酸化物とフッ化物の混合アニオン状態にあり、その発光特性を始めとする各種特性はガラス中での各アニオンの構造に依存するため、その構造を知ることは重要である。本研究では固体NMRおよびXAFSを用い、そのガラス構造を解析した。