2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[7p-PA10-1~5] 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」(ポスター)

2017年9月7日(木) 16:00 〜 18:00 PA10 (国際センター1F)

16:00 〜 18:00

[7p-PA10-1] ACカロリメトリ法による熱拡散率測定における試料サイズ効果

〇(M1)太田 裕也1,2、山下 尚見1、マニ ナヴァニーザン1、猪川 洋1,2、下村 勝2、村上 健司2、渡邉 孝信3、池田 浩也1,2 (1.静大電研、2.静大院工、3.早大理工)

キーワード:熱拡散率測定、窒化アルミニウム、ACカロリメトリ法

我々は、様々な薄膜材料の熱拡散率を測定するために、ACカロリメトリ法にサーモグラフィカメラを組み入れた熱拡散率測定技術を構築している。測定する試料のサイズが、得られる熱拡散率にどのような影響を及ぼすかを確認するために、幅10mmと75mmの試料サイズの異なるAlNを用いて熱拡散率を測定した。幅10mmと75mmの試料の熱拡散率はそれぞれ1.3×10-4m2/sと7.0×10-5m2/sであった。このことから、試料端での熱反射や熱放射の影響が考えられる。