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[7p-PA10-3] 分子動力学法を用いたIV-IV族結晶(SiGe, GeSn, SiSn)の熱伝導率評価
キーワード:IV-IV族混晶、分子動力学計算、熱伝導率
IV-IV族混晶半導体はSiの代わりに高いキャリア移動度を有し、様々な応用が可能な次世代材料である。また、混晶にすることで、合金散乱により著しく熱伝導率が低下し、熱電材料としての性能が飛躍的に向上することが期待される。したがって、熱電発電の高効率化を目指すために、これらの混晶に関する熱伝導率の調査は必要不可欠なものである。本研究では分子動力学法(MD)法を用いて、SiGe, GeSn, SiSnの3種類の混晶の熱伝導率を評価した。この際、LAMMPSの平衡MD法を用いた。