[7p-PA7-1~25] 9.2 ナノワイヤ・ナノ粒子

[7p-PA7-5] TiO₂/Nb:TiO₂コアシースナノファイバを用いた色素増感太陽電池における電荷移動特性の向上

〇(M2)加冶屋 颯太¹、郭 世栄¹、野見山 輝明¹、堀江 雄二¹ (1.鹿児島大院理工)

キーワード：酸化チタン、色素増感太陽電池、電界紡糸法

我々は、電界紡糸法を用いて作製したNbドープTiO₂(TNO)のナノファイバ(NFs)を色素増感太陽電池のTiO₂多孔膜中に光励起キャリアの集電極として挿入することで、キャリア移動特性の向上を目指してきた。本研究では、TNO-NFs中を移動するキャリアが電解液に漏れ出すのを防ぐためにTNO-NFsを緻密なTiO₂層で被膜したコアシース構造を持つNFsを成膜し、その発電特性への効果を調べた。