[7p-PB7-1~56] 10 Spintronics and Magnetics（Poster）

[7p-PB7-56] An Arbitrary Order Hamiltonian for Hexagonal Warping Effects of Dirac Cone

〇Ren Ito¹, Hiroshi Teramoto¹, Kenji Kondo¹ (1.Hokkaido Univ. Research Institute for Electronic Science)

Keywords:topological insulator

ディラックコーンの六角形状の歪みは2009年にBi₂Te₃などのトポロジカル絶縁体の表面状態において発見され、L. Fuによって3次までのk・p摂動を用いてこの効果が説明された。しかし、C_3vの点群対称性を持つBi₂Te₃の表面における電子構造を記述するためには、3次の摂動では不十分である。そこで、より高次の摂動を取り入れることでこの効果を詳細に検討し、エネルギー分散、スピンの期待値、スピンと運動量とのなす角等について計算する。