2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.10 化合物太陽電池

[7p-S21-1~22] 13.10 化合物太陽電池

2017年9月7日(木) 13:00 〜 18:45 S21 (パレスA)

大島 隆治(産総研)、渡辺 健太郎(東大)

13:45 〜 14:00

[7p-S21-4] フォトルミネッセンス法による超格子太陽電池のキャリア輸送特性評価

中村 翼1、武田 秀明1、魯 家男1、鈴木 秀俊1、碇 哲雄1、トープラサートポン カシディット2、杉山 正和2、福山 敦彦1 (1.宮崎大工、2.東大工)

キーワード:量子井戸太陽電池、フォトルミネッセンス、キャリア輸送特性

量子井戸太陽電池のキャリア収集効率を改善するために、PL法を適用し歪緩和層を挿入した超格子太陽電池のキャリア輸送特性を調査した。量子準位間の発光再結合によるピークの積分強度の温度依存性から熱励起に関わる活性化エネルギーを算出した結果、従来の超格子太陽電池よりも活性化エネルギーが低下することが分かった。これは新たに形成された量子準位を介して、キャリアが段階的に熱励起していることを示唆している。