2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[7p-S41-1~15] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2017年9月7日(木) 13:15 〜 17:15 S41 (第1会議室)

田中 雅光(名大)、水柿 義直(電通大)

14:15 〜 14:30

[7p-S41-5] 超伝導ナノストリップに生じる単一磁束量子のSFQ回路を用いた検出

阿部 裕1、冨塚 裕真1、全 伸幸2、藤井 剛2、馬渡 康徳2、山梨 裕希1、吉川 信行1 (1.横浜国大院工、2.産総研)

キーワード:超伝導、単一磁束量子論理回路、超伝導ストリップ光子検出器

近年、単一光子検出器として超伝導ストリップ光子検出器 (SSPD) が注目を集めているが、SSPDの光子検出原理は未だ解明されていない。我々は、光子入射部にSSPD上に磁束量子が形成され、光子検出を引き起こすという説に着目している。本研究では、SSPDとして動作するナノストリップと単一磁束量子 (SFQ) 論理回路を同一チップ上に集積化したモノリシック検出器システムを構築し、ナノストリップより排出された磁束量子の直接観測を目指した。