[7p-S43-1~17] 11.2 薄膜，厚膜，テープ作製プロセスおよび結晶成長

△ [7p-S43-1] Vapor-Liquid-Solid成長法を用いて作製したSmBa₂Cu₃O_y線材へのBaHfO₃人工ピンニングセンターの導入

〇田尻 修也¹、一野 祐亮¹、土屋 雄司¹、一瀬 中²、吉田 隆¹ (1.名大工、2.電中研)

キーワード：超伝導、REBCO線材、Vapor-Liquid-Solid成長

RE123高温超伝導線材を高速作製するために、Vapor-Liquid-Solid(VLS)成長法が提案されている。しかし、VLS成長法ではAPCとしてナノロッドを導入した報告例はほとんどない。しかし、本研究においてナノロッドが突出した固体層及び薄い液体層を用いることでSm123薄膜内に連続したBaHfO₃ナノロッドを導入できる可能性が示唆された。発表では超伝導特性や微細構造について報告する。