2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

[7p-S43-1~17] 11.2 薄膜,厚膜,テープ作製プロセスおよび結晶成長

2017年9月7日(木) 13:30 〜 18:15 S43 (第3会議室)

寺西 亮(九大)、舩木 修平(島根大)、一野 祐亮(名大)

14:00 〜 14:15

[7p-S43-3] PLD法の成膜条件がSmBCO薄膜の拡散係数や過飽和度に与える影響

一野 祐亮1、島崎 直人1、土屋 雄司1、吉田 隆1 (1.名大院工)

キーワード:REBCO超伝導体、パルスレーザー蒸着法、過飽和度

パルスレーザー蒸着(PLD)法などの気相法で成膜したREBCO膜の配向性やBMOの自己組織化には、拡散距離などの結晶成長パラメータが影響を与える。これらの結晶成長パラメータは、基板温度やレーザー繰り返し周波数などのPLD法の諸条件によって大きく変化する。また、過剰な過飽和条件下では臨界電流密度の阻害要因となるa軸配向粒が成長する問題点がある。本研究では、PLD法において成膜パラメータがREBCO薄膜の結晶成長パラメータに与える影響を明らかにするため、様々な条件下で作製したSmBCO薄膜の表面形態を詳細に観察し、結晶成長パラメータの評価を行った。