2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[7p-S44-1~18] 3.1 光学基礎・光学新領域

2017年9月7日(木) 13:15 〜 18:15 S44 (第5会議室)

居波 渉(静岡大)、小野 篤史(静岡大)

16:00 〜 16:15

[7p-S44-11] 円偏光二色性高感度検出のためのナノ粒子配置

高橋 玄太1、石田 周太郎1、深港 豪2、笹木 敬司1 (1.北大電子研、2.熊大院自然科学)

キーワード:キラル分子、プラズモン、光圧

キラル分子を判別する方法として知られる円偏光二色性は、大量のサンプルを必要とする。そこで我々は局在表面プラズモンを用いた高感度化を目指している。今回は、金属ナノギャップ構造の中心へ選択的にキラル蛍光分子を導入する手法として光圧を用いた粒子吸着技術の報告を行う。キラル蛍光分子で構成するナノ粒子を作製し、励起光の偏光、強度を適切に調整することで粒子をナノ構造のギャップ部に配置することに成功した。