[8a-A202-1~11] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[8a-A202-3] Cu₂Oホモ接合太陽電池の電着法による作製と光蓄電池への応用

〇揚野 哲也¹、税所 健¹、前田 大輝¹、野見山 輝明¹、堀江 雄二¹、小ヶ口 晃² (1.鹿児島大学 院 理工、2.タカタ株 技術本部)

キーワード：酸化銅、光蓄電池

我々は発電と蓄電を単一電極で行う光蓄電池を，酸化チタンとポリアニリンを複合したTP膜で実現した．しかし発電層としている酸化チタンの光発電量が蓄電層の充放電速度と比べて小さい．そこで発電層を理論変換効率が高くキャリアの再結合の原因となる格子不整合を生じにくいCu₂Oホモ接合とすることで，光蓄電性能の向上を狙っている.ここではp型及びn型Cu₂Oのin vitroな連続電着による発電層の成膜を目的とした．