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[8a-A301-4] 六方晶BN微結晶の発光ダイナミクス評価(4)
キーワード:窒化ボロン、時間空間同時分解計測
2次元網目構造を有する六方晶h-BNは、グラフィン同様に2次元系半導体として興味深く、間接遷移型半導体でありながら比較的明るい発光を呈するため、紫外線波長発光素子用材料として期待できる。ごく最近、Cassaboisらはh-BNが間接遷移型であることを実証するデータを示したが、構造欠陥に関与するとされる5.5eV発光帯を含め、時間分解や実空間分解分光評価により発光ダイナミクスを吟味する必要がある。本講演では、前の講演(3)に続き、h-BN微結晶の時間空間分解カソードルミネッセンス装置による評価を行った結果を示し、発光の起源について考察する。