2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[8a-A502-1~12] 12.7 医用工学・バイオチップ

2017年9月8日(金) 09:00 〜 12:15 A502 (502)

笹川 清隆(奈良先端大)、河野 剛士(豊橋技科大)

11:30 〜 11:45

[8a-A502-10] ポリカテコールアミン修飾電極を用いた電位計測による細胞センシング

加治佐 平1、柳本 吉之1、齋藤 曉子2、坂田 利弥2 (1.株式会社PROVIGATE、2.東大院工)

キーワード:ポリカテコールアミン、界面電位、細胞センシング

神経伝達物質の一種であるカテコールアミン類は空気中において自然酸化によってポリカテコールアミンに自己重合し、数十nmの膜厚の薄膜を様々な基板上に接着性高く形成することが知られている。ポリカテコールアミンの特徴的な特性を応用して、電位差測定を行う金属電極表面とセンシング対象である細胞の界面を生体材料であるポリカテコールアミンで修飾することにより、細胞の呼吸活性に由来する変化をセンシングした。