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[8a-A502-7] メラニン生合成過程に含まれる反応素過程の原子レベル描像: 密度汎関数理論に基づいた第一原理計算によるドーパキノンの反応解析
キーワード:密度汎関数理論、第一原理計算、メラニン
生体色素メラニンの生合成は、ドーパキノン (DQ)が環化(分子内C-N結合による環構造生成)もしくはチオール結合 (チオール (R-SH)-DQ分子間C-S結合による置換反応)する過程を含む。
密度汎関数理論に基づいた第一原理計算から、DQの2反応に関連する分子の力学的自由度の探索を行った。DQのカルボニル炭素付近がチオールの硫黄と強く結合するサイトとして同定されるなど、新たな知見を得た。
密度汎関数理論に基づいた第一原理計算から、DQの2反応に関連する分子の力学的自由度の探索を行った。DQのカルボニル炭素付近がチオールの硫黄と強く結合するサイトとして同定されるなど、新たな知見を得た。