[8a-A504-1~13] 6.1 強誘電体薄膜

[8a-A504-3] 反強誘電体(Bi,Sm)FeO₃薄膜の相転移と圧電性の関係

〇安井 伸太郎¹、Takeuchi Ichiro²、伊藤 満¹ (1.東工大フロ研、2.メリーランド大学)

キーワード：強誘電体、圧電体、コンビナトリアル

(Bi,Sm)FeO₃はペロブスカイト構造のAサイトの組成比を変化させることで結晶相が変化する材料であり、結晶構造は室温においてRhombohedral強誘電体相(R3c)からPbZrO₃型に類似した反強誘電体相の混相を経てOrthorhombic常誘電体(Pnma)に変化する。ミクロな圧電性は反強誘電相への相転移組成エッジで約240 pm/Vの最大値を示す。本発表ではPFMにて圧電性を詳細に調査したのでその結果について議論する。