2017年第78回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.2 グラフェン

[8a-C16-1~17] 17.2 グラフェン

2017年9月8日(金) 09:00 〜 13:30 C16 (研修室1)

秋田 成司(大阪府立大)、日比野 浩樹(関西学院大)

11:00 〜 11:15

[8a-C16-9] ナノバー触媒からのグラフェンナノリボン合成に関する触媒金属依存性

〇(M2)和藤 勇太1、鈴木 弘朗1、金子 俊郎1、加藤 俊顕1 (1.東北大院工)

キーワード:グラフェン、グラフェンナノリボン、構造制御

これまで我々は, Niで作られたナノバー構造を触媒材料とする独創的アイディアにより, 架橋GNRの集積化合成に世界で初めて成功している. 今回は, 本手法によって合成されたGNRの更なる物性向上の可能性を探るため, Ni以外のナノバー触媒(Co, Fe, Cu)を用いたGNR合成に関する研究を行った. その結果, いずれの触媒からもGNRの合成が確認され, さらにCuナノバーを用いた場合, Niナノバーに比べ20倍以上長い10um長さのGNR合成に成功した.