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[8a-PB1-3] 凸型放物面鏡を用いたホログラフィック3-Dディスプレイにおける方位角180°・天頂角90°の視域実現
キーワード:3Dディスプレイ、計算機ホログラム、放物面鏡
立体視に関する生理的知覚要因を全て満足するホログラフィック3-Dディスプレイでは、その視域の狭さが大きな問題である。本研究では、視域を拡大させるため、凸型放物面鏡を用いる。凸型放物面鏡には、平面波が入射すると、反射後の波面は、その焦点を中心とした発散球面波になるという幾何学的特徴がある。この特徴を利用することで、天頂角90°・方位角180°の視域を実現したので報告する。